とびた整形外科・内科クリニック:骨粗鬆症の治療③

January 19, 2016

とびた整形外科・内科クリニック

昨日までの2回でお話した内容をまとめると、

 

①骨粗鬆症とは

  「骨強度の低下によって、骨折のリスクが高くなる骨の障害」である。

②骨粗鬆症の患者数は約1,300万人、

    症状が現れにくく、「Silent Disease(静かなる病気)」と呼ばれる。

③更年期に骨量が急激に減少することで、骨粗鬆症になる人が増加する。

④1つの背骨の骨折(椎体骨折)に始まり、複数の背骨の骨折や大腿骨骨折が、生活の質(QOL)を低下させ、長期的には寝たきりや死に至る危険性を高める。

⑤自立した生活、つまり「健康寿命」をできるだけ長くすることが重要。

⑥骨粗鬆症では、転倒による大腿骨骨折から、寝たきりとなり、要介護となることがある。

⑦骨粗鬆症は、生活の質(QOL)を低下させ、長期的には死亡リスクの上昇にもつながる。

⑧骨粗鬆症は通院しなければならない慢性疾患の上位疾患である。

 

では、本日は骨粗鬆症とはいったいどのような病態で病期が進行していくものなのかお話いたします

 

 ・骨粗鬆(しょう)症の病態 

 

皆様の骨は毎日毎日作り変えられていることをご存じでしょうか?

 

 

皆様の体の中には骨を作ってくれる細胞(骨芽細胞)と骨を壊す細胞(破骨細胞)が存在します。このバランスが保たれているので、皆様の骨には新しいカルシウムなどのミネラルが保たれて、常に新しくしなやかな骨が保たれているのです。

 

ここで、、毎日作り変えられるはずの骨がうまく作り変えられなくなるのが骨粗鬆症です。

骨は一生、新陳代謝を繰り返して新しく作り変えられています。

骨は壊して(骨吸収)・作って(骨形成)のバランスを保って骨の密度が一定に保たれているのに、閉経後に女性ホルモンが欠乏すると、、、、、、、

骨吸収と骨形成のバランスが崩れ、骨の量が低下します。⇒つまり骨折しやすい骨になってしまうのです。

しかし、この病気が進行しても骨折するまで、もしくは軟骨がすり減って関節や腰が痛くなるまで症状がありません。

 

そこで、、当クリニックからのお願い!!

40歳台になったら各市町村,区で定期検診を受けましょう。 

骨粗鬆症検診は、40~70歳の女性が各市町村で5歳毎に受診可能です(詳しくは直接市(区)役所にお尋ねください)。

骨量の低下が指摘された場合は、生活習慣の改善とともに、クリニックもしくは病院への受診をお勧めします。

 

神楽坂の近隣にお住まいの方でしたら、当クリニックにいらして頂ければ、骨密度測定と採血検査を行います。

 

骨粗鬆症は、骨折する前に予防する! 予防して健康で長生きを獲得する!

ことが大切です

 

 

 

 

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